お役立ち資料
気持ち悪い?サンクスカードのメリットとデメリットを徹底比較
オウケイウェイヴは、感謝の気持ちをシンプルかつ効果的に伝えるデジタルサンクスカードサービス「GRATICA(クラティカ)」を展開し、これまでに700社以上の導入実績を誇ります。なぜこれほどまでに多くの企業がサンクスカードを求めているのか、一方で気持ち悪いという声や苦痛などのネガティブな声も多数上がります。従業員が気持ち悪いと感じる原因は何か?気持ち悪いと感じさせない方法はあるのか?など失敗事例から紐解き、成功事例を通じその魅力とデジタル化による価値を多角的にご紹介いたします。サンクスカードの導入を検討されている企業・団体の皆様、成功事例や具体的な運用方法などを参考にぜひお役立てください。
1. サンクスカードとは? ー 例文から見えてくるポジティブなやり取り
サンクスカードとは、組織内で感謝の気持ちを効果的に伝えるためのツールです。その目的は、従業員同士が感謝の気持ちを明確に表現し共有することで、例文を挙げると、
〇〇さん、サポートしてくれてありがとう!
感謝の気持ちを込めて、お礼に一杯奢らせてください!
といったポジティブなメッセージの例文が多い傾向にあります。
サンクスカードには、手書きの温かみを持ち、低コストで感謝を伝えられる紙のものと、迅速な送信や記録管理、さらには感謝の分析が可能なデジタルのものの2種類があります。
サンクスカードによる「ありがとう」のコミュニケーションは、例文を見ても分かる通り、一般的なメッセージツールとは違い、心に響く体験を通じて職場の一体感や信頼関係を深め、組織文化を変え、感謝の輪を広げる力があると考えられています。
2. サンクスカードの発展 ー 感謝を伝えるメッセージカード
サンクスカードは、長年にわたり紙の形式で感謝の気持ちを伝えるツールとして多くの企業に導入されており、オウケイウェイヴでも創業当初から紙のサンクスカードを活用し、企業文化の醸成に役立てていました。
しかし、ビジネスのスピードが増し、働き方が多様化する中で、手書きカードの作成や管理に時間とコストがかかる課題が顕在化し、特にコロナ禍によるリモートワークの拡大に伴って紙のサンクスカードの利用が難しくなったことを受け、サンクスカードは迅速かつ効率的に作成・送信できるデジタル化へと移行し始めました。
デジタルサンクスカードは、オンラインで簡単に作成・送信できるため、従来の紙のサンクスカードよりも迅速で効率的です。
弊社のデジタルサンクスカードサービスGRATICA(グラティカ)では1500枚以上ある豊富なデザインの中から、シーンや相手にぴったりのサンクスカードを選ぶことができるため、あなたの「ありがとう」をより具体的で印象的に伝えることが可能です。
また、送信履歴や反応をデータで管理できるため、感謝の気持ちがどのように社内で伝搬、循環しているかを可視化することができ強い組織づくりにお役立ていただけます。
こんにち、サンクスカードはデジタルツールとしてさらに進化し、送る言葉も感謝だけに留まらず、職場でやり取りされる称賛やお疲れ様などコミニケーションのキッカケを提供するメッセージカードとして発展し、多くの企業がこれを活用して感謝の文化を組織内に根付かせています。
感謝を迅速に伝えるだけでなく、効率的な管理、環境にも配慮された選択肢として、デジタルサンクスカードがますます主流となりつつあります。
3. 組織課題とサンクスカードの役割 ー 職場でのコミュニケーションの課題
労働人口が急速に減少する2025年を迎える日本において、企業が中長期的に価値を向上させるためには、限られた人材を効果的に活用する「人的資本経営」の視点がますます重要となります。
人的資本経営とは、人材を資本として捉え、その価値を最大限に引き出すことで企業価値を高める経営手法であり、昨今、多くの企業がこの分野に注力しています。
特に、従業員のエンゲージメント向上が鍵となっており、サンクスカードの導入はその一助として期待されています。
サンクスカードを通じた日常的な感謝のやり取りは、従業員に「自分の仕事が評価されている」と感じさせ、仕事への意欲を高め、結果として承認欲求が満たされてモチベーションが向上し、離職率の低下にもつながります。
さらに、デジタル化されたサンクスカードGRATICAでは、リモートワークや多拠点勤務の環境でもオンラインで誰もが迅速に感謝を伝え合い、組織のコミュニケーション強化に大きく貢献します。
サンクスカードによる感謝文化の促進は、従業員のパフォーマンスを向上させ、業務効率化やチームの結束力が自然と強化されるため、人的資本経営の実現にはこうしたツールを上手に活用することが有効です。
また、強力な組織作りの観点から、ダニエル・キム教授が提唱する「組織の成功循環モデル」を例に上げると、このモデルは、組織が持続的に成果を上げるために必要な要素とプロセスを示しています。 必要な要素は以下の4つ:
1. 関係の質(従業員同士の関わり方) 2. 思考の質(物事の考え方や思考、意識) 3. 行動の質(積極性や主体性のような人々の行動) 4. 結果の質(組織全体の結果や成果)
これらの4つの質が相互に影響し合うことで、組織全体を良い循環や悪い循環へと導きます。
良い循環を作るにはまず「関係の質」を高めることが重要であり、組織内の心理的安全性と社会的安全性を確保し、従業員同士が安心して意見を交換できる環境が必要となります。
「関係の質」を高めるには、感謝のやり取りから始まるデジタルサンクスカードGRATICAの導入が効果的です。GRATICAを通じて:
「ありがとう」の見える化
サンクスカードを使って、感謝の気持ちやポジティブな感情(例えば、ウキウキ、ワクワク、うれしい、励まされる、穏やかな、明るい、愛のある、あたたかい)を視覚的に表現します。これにより、感謝の気持ちが組織内で明確に認識されます。
「ありがとう」が生まれるコミュニケーション
日常のコミュニケーションの中で、感謝の気持ちを自然に共有できる仕組みを提供し、従業員間の関係を強化します。
デジタルサンクスカードGRATICAを通じた感謝の可視化により自然な形で、組織内の「心理的安全性」と「社会的安全性」が向上し、従業員同士の闊達なコミュニケーションが行われ「関係の質」が改善されます。
そして、最終的には「結果の質」を高める好循環が生まれ、組織全体の成功へと繋がります。
4. サンクスカードサービスGRATICAの効果とメリット ー 成功事例から導かれた価値
GRATICAでのやり取りはとてもエモい!?
サンスクカードサービスGRATICAのやり取りは、数あるメッセージ交換サービスを超えた、とても「エモーショナルな体験」を提供します。
サンスクカードを送る時、送り手は、受け手を思いながら一枚のデザインを選び、「思いやり」と「気配り」を込めたサンクスカードで、特別なメッセージを伝えることができます。
また、受け取ったサンクスカードは色褪せることのない「思い出」や「感謝の気持ち」が込められており、振り返って見た時、そのやり取りの「情景」を思い出し、「ほっこり」とやさしい気持ちになれます。
この様にGRATICAのリアルタイムなサンクスカードのやり取りは、業務の中に「心温まるエモーショナルなひととき」を提供します。
豊富なサンスクカードで「ありがとう」を様々な表現で伝えられる!?
GRATICAでは、1500枚以上のサンクスカードをご用意しています。「ありがとう」という言葉は一つですが、GRATICAならその感謝の気持ちを多彩なサンスクカードで表現できます。
豊富なデザインの中から、シーンや相手にぴったりのサンスクカードを選ぶことができるため、あなたの「ありがとう」をより具体的で印象的に伝え送ることが可能です。
デジタルサンクスカードGRATICAで、あらゆる場面の「感謝の気持ち」を表現しましょう。
直感的なインタフェースで、マニュアルいらず。初めて利用するユーザーも容易に操作ができる!?
GRATICAは、社内のメンバーに向けた感謝の発信がとても簡単に行えます。初めて利用するユーザーでも、視覚的にわかりやすく、自然な操作ができるインターフェースにより、マニュアルなしでスムーズに操作が可能です。
メンバーの選択、サンスクカードの選択、感謝メッセージの入力、またコメントでのやり取りなど、サンクスカードから始まる職場での従業員コミュニケーションの活性化は私たちがお手伝いいたします。
サンスクカードのやり取りは承認欲求を満たす!GRATICAにより、退職を20%抑制!?
GRATICAは、社員同士の感謝の気持ちを簡単に共有できるだけでなく、承認欲求を満たす効果があることを成功事例から導き出すことができました。
やり取りされたサンスクカードは全社で共有され、みんなから「いいね」が送られるため、社員は自分の仕事が認められる喜びを感じます。
さらに、マネージャーが積極的にメンバーにサンスクカードを送り続けたグループでは、「仕事への満足度」「社内の人間関係」「退職意向」などの数字が20%以上改善しました。
GRATICAは「健全な職場環境を維持」でき結果として、退職率も20%抑制されました。
これまでの考察により、サンクスカードが組織改善に効果的であることは明らかになりました。
しかし、検索結果には「サンクスカード 気持ち悪い」や「サンクスカード 苦痛」といったネガティブなワードが散見されます。
なぜ、このような反応が生まれるのでしょうか?失敗例をもとに、その原因を探ってみましょう。
5. 社内導入での失敗例 ー 気持ち悪い/苦痛はルール化や強制導入が問題!?
失敗例①: 経営層・人事層と従業員との温度感の違い
概要
ある企業では、サンクスカードを導入することで職場の雰囲気を改善し、従業員同士の感謝の促進を図ろうとしたものの、従業員の間では「サンクスカードが気持ち悪い」「サンクスカードが苦痛」というネガティブな反応が出てしまいました。
この失敗は、経営層・人事層と従業員との間にある温度感の違いにありました。
原因
経営層の意向を受けて人事部門が職場改善の一環としてサンクスカードの導入を推進した一方、従業員にとってはこの取り組みが形式的で押しつけがましく感じられたため、サンクスカードが感謝を表現するツールではなく義務的な行為や監視と捉えられ、不信感や抵抗感が生まれてしまいました。
対応策
1. 導入前のコミュニケーションの強化
経営層や人事層は、サンクスカードの導入に先立ち、従業員に対してその目的や期待される効果を丁寧に説明することが重要になり、
GRATICAのカスタマーサクセスチームを活用することで、導入から活性化までのサポートを受けつつ、キックオフや機能説明会を通じて導入初期に必要な事例を共有しながら、サンクスカードが組織にどのように役立つかを分かりやすく説明することができます。
2. 自発的な使用を促す
サンクスカードの使用を強制せず、自主的な行動として促し、従業員が自発的に感謝を表現できる環境を整えることで、温度感の違いを解消することが重要です。
3. 導入の段階的展開
まずは一部の部署やチームで導入し、その結果とフィードバックをもとに調整を行いながら、全社的な導入を進めることで、抵抗感を減らしつつサンクスカードの効果を確認できます。
失敗例②: サンクスカードの活用が停滞し、組織の活性化に繋がらなかった
概要
サンクスカードが導入されたものの、業務の中で優先度が低いため利用が広がらず、従業員は既存のコミュニケーション手段で業務をこなしていた結果、サンクスカードの活用が進まず、組織の活性化には繋がらなかった。
原因
サンクスカードは業務の必須ツールではなかったため、業務に取り入れづらく、必要性が感じられず利用が減少し、活用が進まなかったことが主な原因です。
対応策
1.ルール化によるマネージャー層の積極的利用
マネージャー層へは、サンクスカードによるメンバーへの称賛・承認・感謝のフィードバックをルール化し、業務の一環として徹底させることで、サンクスカードを受け取ったメンバーが仕事へのやる気を引き出し、自発的に感謝の気持ちを広めるようになり、組織全体での活用が促進されます。
2. 利便性の向上(外部チャットツール連携)
サンクスカードの機能を外部チャットツールと連携し、日常のコミュニケーションの中で自然に利用できるようにすることで、使いやすさと利便性を高めます。
3. 定期的な利用状況の共有
朝会・週次・月例会・全社会で、サンクスカードの利用状況や「最も多く送った人」の表彰をルール化し、ポジティブなフィードバックを行うことで、他の従業員のモチベーションを高め、利用の促進につなげます。
6. まとめ
サンクスカードは、単なる感謝のメッセージツールではなく、組織の一体感を高め、従業員のモチベーションを向上させる強力な手段です。
特に、デジタル化されたGRATICAは、成功事例より称賛と感謝の気持ちがより迅速かつ効率的に伝わり、企業文化の改善に寄与します。
しかし、導入に際しては従業員の自主性を尊重し、目的を明確に伝えることやルールを制定することが重要で、サンクスカードの活用を促進するためにはインセンティブの設定や経営層の積極的な関与が不可欠です。
失敗例から学び、適切な対策を講じることで、サンクスカードを効果的に活用し、組織全体のエンゲージメントを高めることができます。
サンクスカードにご興味がございましたら、是非GRATICAの資料をダウンロードいただき、特徴や機能をご確認ください。
導入事例
日本を代表する有名企業から中小企業まで、これまで国内700社以上のさまざまな業界でご導入いただいています。